文房具売り場をうろつく人間だった頃の記憶が蘇る

休日にすらどうしても仕事の内容を考えてしまうようになってきた。前からその辺りは公私混同で、仕事中に自分のことばかり考えてしまうこともあったが。 これをあえて崩すために、強制的にデバイスを変えようということを思い立った。仕事場から持って帰ってきたMacBook Proを使わずに、休日はiPad Proを使って生活してみようということだ。

即わかったのは、結局21世紀になってもキーボード、それもメカニカルキーボードなんていう原理自体は前世紀からあるようなものが手元にないと何もできなくなってしまうということ。これは悔しい。せっかくこれまでよりも自由なデバイスを使って生活しているはずなのに、今こうやって日記の文面をメカニカルキーボードで作成しているなんて(いや、このキーボード自体は、Bluetooth接続でUSB TypeーCにも対応している2020年らしいものではあるが、そういうことではなくて、結局こういうハードウェアに制約されるってことがちょっと悔しい)。

そもそも、キーボードなんて世に出て久しく、キーボードが使えない人たちも出てきているぐらいのもので、ある意味かつての文房具売り場にあったような色々なペンみたいな位置づけのものなんだろう。こだわる人もいれば、大多数の人にとってはどうでもいい、ありものを使うだけのもの。それにしては文房具ほどバリエーションがなくて、自分に合ったものを探すのは結構苦労するもんだな。