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Ctrl-Alt-Delete: The Planned Obsolescence of Old Coders 1

性別や人種についての多様性は認知され、手段はどうあれ効果が出てきたが、ベテランエンジニアのことは誰も気にしていなかったのでは?という記事。どちらかといえばキャリアラダーについての話題が多い。 彼の地でも年齢/給与カーブが気になるのか、と思った。年齢というかその分野の経験年数に応じたオファーを求める候補者と、それよりも安い給与で若い人を雇いたい企業のミスマッチ。このあたりは、何らかの相場があると皆が思い込んでいるせいで、本当にそのような状態が成立してしまっている気がする(要出典)。

あと、この記事に出てくる「Outを選んだ人々の事例」はちょっと劇的すぎて懐疑的になってしまった。ソフトウェア業界の規模的に、どうやってもこぼれ落ちるというほどの差別が、年齢だけで生じるのだとしたら酷い話だろうけど。

ともかく、年齢は同じ個体で変わるものだし、誰も逃れられないものなのにあまり注目されてこなかったということは同意。次のStackOverflow Surveyや各社の調査記事が気になるな。

そういえば、単純な反応速度などの一部を除いた大部分の知能が年齢で衰える割合はかなり低く、またその衰えが顕著になるのは60代以降だということが最近ではわかってきた、ということを別のところで読んだ記憶がある。


  1. Mediumのオウンドメディア(この表現好きじゃない)なのかな?最近Mediumのサブスクリプション要求がひどくて、当初喧伝していたライターのためのプラットフォームという理想が全然響かなくなってきた。そもそもライターじゃないし、ってのはあるけど。